今回のテーマは冷蔵庫で各メーカーの機能の違いについて話していこうと思います
冷蔵庫を選ぶ基準としてメーカーの選択も大切になってきます
それぞれのメーカーでどのような特徴があるのか代表的な機能を説明していきます
売れ筋でもある パナソニック、三菱、日立、東芝
4メーカーそれぞれ解説します
今回話す機能は全ての商品に搭載されているわけではありませんが
メーカーを選ぶ際の代表的な機能で今後冷蔵庫を決めるポイントとなると思うので
ぜひ最後までご覧ください
パナソニック
独自のトップユニット方式を採用
これは冷蔵庫を冷やすコンプレッサーがパナソニックの場合最上段に設けられています
他のメーカーは最下部の奥に収納されているため一番下の容量が少なくなってしまいます
それらと比べると約10Lほどのスペースの確保ができるようになり下段が広く使えます
また冷蔵最上段の奥は日本人女性の平均身長が低いためデッドスペースとなり
数年使用すると何が入っているのかさえ忘れてしまい見るのも怖くなりますよね
コンプレッサーを使用頻度の低い所へ持っていくことで
出し入れしやすい大容量を追求しています
また冷蔵室の高さが一番低いのはパナソニックって知ってましたか?
これにより低い位置にドアポケットもあるので扉に入れた重いペットボトルも
取り出しやすく棚の位置も高く取れるのでお鍋も入れやすくなってます
容量だけでなくワンダフルオープンといい
野菜室や冷凍室の引き出しが100%全開オープンとなり
奥までしっかり見え整理しやすい引き出しとなっています
奥に入れたものを取り出すときに
かき分けて探す必要もなく一目で何があるか確認できます
そしてはやうま冷凍
業務用レベルの急速冷凍で通常冷凍の約5倍の冷凍スピードで行い食品の細胞破壊を抑えて
食材の食感やうまみをキープした状態で冷凍できます
冷凍は「はやい」方が「うまい」でおいしさと食感をキープできます
変色も起きにくく霜も付きにくいため余ったカット野菜も固まらずに
パラパラな状態で保存できるので別の料理にも必要なだけ取り出せれます
次に生活スタイルに合わせて選べる冷蔵庫があります冷凍室・野菜室 各家庭によって
どちらの使用頻度が多いかはそれぞれですよね
そこで真ん中の引き出しを使用頻度の多いほうに合わせて選べれる
2タイプの冷蔵庫も出しています
冷凍庫が真ん中のWPXシリーズ
野菜室が真ん中のMEXシリーズと別れているので
各家庭の生活環境に合わせれて選べれます
ではパナソニックの特徴として
・トップユニット方式
・ワンダフルオープン
・はやうま急速冷凍
・生活にあったスタイル
三菱
まずは全室独立構造すべての部屋が仕切られた独立した構造で
部屋ごとの温度や扉の開閉などを見張ってムダなくしっかり冷やします
氷へのニオイ移りもしにくいのでおいしい氷も楽しめます
さらに全室おまかせ独立AI
これは全室に扉開閉センサーと温度センサーが搭載されているので
買い物後の食品投入を予想して鮮度を守るために自動で事前に冷却してくれます
また使わない時間帯は自動でECO運転に切り替わるので節約にもなります
家庭の生活パターンに合わせて自動で最適な温度に調整する優れものとなっています
次に切れちゃう瞬冷凍AI
CMでもおなじみの切れちゃう冷凍です
約-7℃で凍らせるので3週間ほど保存も可能
文字通り冷凍した食材を解凍なしですぐに使え必要な分だけ切れるから食材を無駄にしません
必要な分だけ使えるのでまとめて作って出したり離乳食などの小分け用にと便利です
また魚の切り身などパックのまま入れても食べる分だけ剝がすことができるので
冷凍までの詰め替えの手間も省けれます
凍らせ方もほかのメーカーと違うので冷凍に不向きなジャガイモなども
芯から均一に凍らせれるので触感もそのまま保存することができます
ここでもAIが今後の使い方を予測し瞬冷凍室の扉の開閉に合わせて
自動で切れちゃう瞬冷凍を開始、パネル操作が不要でおいしく冷凍できます
氷を作る工程での各部品を全て洗えるまるごとクリーン清氷
給水パイプが短くしかも製氷皿、ポンプ、パイプフィルターまですべて
外して洗えるから清潔に保てます
しかも抗菌製氷皿でさらに清潔
カルキクリーンフィルターでカルキを低減するので水道水でもおいしい氷が作れます
では三菱の特徴として
・全室独立おまかせAI
・切れちゃう瞬冷凍AI
・朝どれ野菜室
・クリーン清氷
日立
まずは丸ごとチルド
冷蔵室全体がチルドになり他の冷蔵庫より少し低めの温度で約2度、湿度は80%で
食品の鮮度を長持ちしてくれます
作り置きや下ごしらえした食品も菌の繁殖などを抑えて鮮度を保ってくれ
ラップなしでも乾燥や変色を抑えておいしく保存ができます
またクイック冷却モードもあるのでボタンを押してから
約60分間冷気の風量を増やすことができるので
冷蔵室どこに置いても食品を早く冷やすことも可能です作ったお弁当を早く冷ましたり
冷やし忘れていた飲み物や買い物帰りの食材も早く冷やすことができます
冷蔵室内に特鮮氷温ルームがありここは凍らせない約ー1度で鮮度を守り間接冷却で
ラップなしでも乾燥を抑えることができます
凍らせないから刺身などは解凍の手間がなく取り出しそのまま食卓へ出せますし
その日のうちに食べきれなかったお肉やお魚も次の日もおいしく食べられます
日立にも真ん中冷凍タイプのHXシリーズや
真ん中野菜タイプのKWCシリーズと分かれています
このKWCシリーズには生活の変化に合わせて
2つの引き出しがそれぞれ野菜室・冷凍室・冷蔵室と
切り替えが可能で組み合わせは9通りに変化ができます
例えば引き出し2つとも冷凍室や野菜室と
切り替えができるので生活や季節の変化でさらに使いやすくなります
では日立の特徴として
・丸ごとチルド
・特鮮氷温ルーム
・上段・下段の切り替え
東芝
まずはもっと潤う摘みたて野菜室
野菜室の湿度を95%以上にしうるおい冷気を1日20回以上も送り込むことで
野菜の鮮度を保ち10日間ほど鮮度をキープできます
他のメーカーは7日間ですが東芝のみ10日間と長くなっています
野菜はエチレンガスという劣化を促進させる
ガスを発生しますがこの空気中のエチレンガスを分解し野菜の劣化を防ぎます
野菜室にはUV-LEDが搭載されておりこのUVの効果で野菜室を除菌
また野菜の表面についた菌の繁殖を抑制し清潔な状態で保存することもできます
次にうるおい冷蔵室
野菜室同様にうるおい冷気を送り冷蔵室は高湿度約85%に保ち食材の水分を
逃がさないようにしてくれます
使いやすさとして
自分好みに調整できるフリードアポケットがあります
ワンタッチでドアポケットの高さが調整できるので
調味料や飲み物の高さに合わせてすっきり収納ができます
野菜室の下にたまりがちな野菜くずもおそうじ口がついており
ケースを取り外さずに下に置いたゴミ箱にそもまま捨てられます
冷凍室には仕切り板が搭載されており食品が減ってくると
倒れてしまうものでも倒れずに自由に調整ができます
では東芝の特徴として
・摘みたて野菜室
・うるおい冷蔵
・各収納の使いやすさ
まとめ
では最後に各メーカーの特徴をまとめてみましょう
パナソニックは収納スペースを考えられているのでトップユニット方式、
ワンダフルオープンから取り出しや確認などしやすいので使い勝手重視の方
三菱は切れちゃう冷凍で生ものを多めに買う方や離乳食や作り置きなど
小分けに出したり臭い移りの少ない製氷から冷凍重視の方
日立は冷蔵室のまるごとチルドで家族で食事の時間が違っても鮮度を保てたり
3・4段目のスポット冷蔵から冷蔵重視の方
東芝はもっと潤う摘みたて野菜室でミストチャージユニット、野菜使い切りBOXから
保存期間が一番長いので野菜重視の方
こんな感じで選んでみてはいかがでしょうか?
ご自宅にあった冷蔵庫選びのポイントとして各メーカーの特徴をあげてみました
細かい機能はまだまだありますが各メーカー推奨している機能になっているので
今後の冷蔵庫購入の際の参考になれば幸いです
では今回はここまでとなります
ご視聴ありがとうございました
当ちゃんねるは家電量販店定員として
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家電の情報はもちろん
従業員側の意見なども話していくので
今後の家電選びの参考にしてください
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